顧問税理士の必要性
会社の経営にあたって重要な事は、「会社のお金の流れを正確に知る事」です。
ここで言う“会社のお金の流れ”とは、自分があらかじめ用意したお金や融資してもらったお金、収入と支出分のお金など、会社から出入りしているお金の流れ全ての事です。
しかし、“会社のお金の流れ”を正確に知る事が重要な事は分かっていても、会社の経営というのは机に座って帳簿の数字を見ていれば良いというわけではありません。
製造業であれば、商品の開発のために頭を使わなくてはいけないし、営業の人間は契約を取るために会社周りを頻繁に行なわなくてはいけません。
社員全てにそれぞれの仕事が有る中で、会社のお金の流れだけに気を配れる人は、会社の中でもごく少数です。
そんな時に便利なのが顧問税理士です。
会社経営で重要なお金の出入りの管理を、税と会計のプロフェッショナルである税理士を雇って任す事で、仕事の負担も減り、税務署への信用性もグンと増すようになるのです。
顧問税理士とは必ず契約書を結ぶこと！
顧問税理士は、契約期間は会社の利益のために働いてくれますが、現実的にはお金で雇っただけの「外部の人間」です。
ですので、顧問税理士を雇う際には、しっかりと契約書を結ぶようにしましょう。
知り合いの会社社長から紹介してもらった税理士と口約束だけ交わして顧問税理士にする、なんていう事は絶対にしてはいけません。
どんな些細な事でもシビアに取り組むのが、会社を発展させるための秘訣なのです。
顧問税理士の選び方
わずらわしい税務の代行などを肩代わりしてくれる顧問税理士は会社にとってとてもありがたい存在ですが、「税理士」という肩書きを持っているのならば誰でも良いというわけではいけません。
税理士にも当たり・ハズレがあるのです。
顧問税理士を雇う際には、本当に会社の利益を考えて行動してくれるのかをよく見極めましょう。
節税に対するアドバイスや、質問に対しての回答や対応の早い税理士を選ぶのが良いです。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。
