起業しようにも融資先が見つからない
会社を経営するには資本金が必要です。
この資本金は、IT関連の会社のように、自宅でパソコン1台だけで始めてしまえるようなタイプの業種であるなら少額で済みますが、製造業や小売業の店舗経営のようなタイプの業種でしたら、個人で用意するには大変な額の金額を用意しなくてはいけません。
大きな金額を用意するには、銀行等からの融資が必要不可欠です。
しかし、まだ成功するか失敗するか分からないような、これから事業を始めようという会社へ大金を融資してくれる所は、当然の事ながらなかなか無いのが現実です。
資本金のための融資が欲しい。
しかし、商売の実績が無いため融資先が見つからない。
こういった悩みを持つ起業家にとって強い味方となるのが顧問税理士なのです。
税理士への融資相談は効果的？
税理士の仕事の1つに「融資相談」というのがあります。
これは文字通り、上記に記したような、“会社を始めるにあたっての融資先がなかなか見つからない人”にアドバイスをする仕事です。
これは、希望額や融資の使い道を詳細に検討し、融資先となってくれる銀行などに「良い印象」を与えるようなプレゼン資料の作り方等をアドバイスする仕事です。
融資する側にとっては、貸したお金がしっかりと返って来るのかが非常に問題となります。
銀行もボランティアでお金を貸すわけではないので、お金が返って来るという保証がほしいのです。
“しっかりと貸したお金は返ってきますよ”というアピールが出来る資料を作成するには、税理士のアドバイスが役に立つのです。
融資の交渉は顧問税理士に任す！
融資先との交渉には顧問税理士を代役に立てるのが賢いやり方です。
税理士の仕事には「融資先との交渉」も含まれていますので、自分があまり交渉事が得意ではないという自覚がある起業家や経営者の方は、信頼出来る顧問税理士に全てを任してしまう方が良い結果をもたらします。
会社経営で重要なのは、信頼の出来る税理士を見つけ出す事なのです。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。
